問題作成の“コツ”から、勉強の“コツ”をつかむ その3を書きましょう。
問題作成になれた新人講師に、今度は類似制度での‘ひっかけ’問題を作問するように指導します。
これは結構、実力がないとなかなか良い問題ができません。
よく似た制度での‘ひっかけ’問題ですから、それぞれの制度の仕組みとか内容をしっかり理解していないと作問できないからですね。
例えば、各種国家試験の本試験でも、
H22年度の行政書士試験の民法の問題32の「事務管理と委任」の比較問題がありました。
この事務管理ですが、通常の予備校でしっかり教えることはまずないと思います。
しかし、講義ではおそらく、講師は、少ない時間で、重要なポイントはしゃべっていると思います。そのようなちょっとしたことを講義を受けている方は聞き逃さないことですね。
前に話したように、絶対に欠席しない、そして出席して“きっちり”きくということですね。合格するためには必要でした。
独学の方は、良いテキスト、あとは本試験であまり出ていないから、予想問題を見つけてそこでマスターすることでしょうか。
一方、宅建試験では、借家借地法などで、民法の賃貸借などの比較問題が出題されます。
宅建業法では、比較問題は満載です。20問全問出題されるといっても過言ではありません。
ということで、ここも日々勉強するときに、類似制度も意識していくことが大切なことがわかりますね。頑張ってください。
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