高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”

・・・・・ まずは“宅建資格”から

出題者の意図を十分くむこと・・。

上記のテーマはなかなか独学ではできないことですが、問題を解いていてこれができるようにある程度仕上げておかないといけません。

この問題は、何をどこまで質問しているのか。

1問1答だと、なかなかつかめないことがあります。

ただ、1問1答のよいところは、基本的知識を覚えるには適しているのですが・・。

最終的に出題者の意図をとらえるためには、やはり4つの肢の一つをどう選ぶのか、で訓練しておかないといけません。

表現が曖昧な肢も多々ありますからね。

今年の問題で、留置権が出題されました。

おそらく、留置権自体は、あまり学習はしていないところでしょう。

しかし、これと同様の論点がかぶる“同時履行の抗弁権”を学習していればこれを応用する。

それに留置権は、法定担保物権であり(契約がなくても成立するという特徴)、弱い立場の人に認めるものという点とか、それを認めた方が公平だという視点とか、そういうところから、攻めていくのですね。

このようなことも、出題者の意図に答えるものだといえます。

もちろん、3つの肢はそれで落とせるのなら最後は消去法で出すか、2肢で比較して答えをだすか、ですが・・。

このように、粘って粘って解けるようになることが合格へたどり着くものだと思います。

では、また。

試験にうかる!!法律のカンタン思考術―宅建受験生必携
高橋 克典
住宅新報社


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