高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”

・・・・・ まずは“宅建資格”から

売買・交換の報酬限度額の速算式の出し方は・・・


前に消費税の簡単な計算方法を披露しました。

今日は、速算式はどうやってできるのか、授業でも説明しませんでしたので、ブログで書こうと思いました。

400万円超の速算式は、「代金×3%十6万円」と覚えますね。

この3とか6は必ず覚えてないといけない数字で、これを忘れると計算できません。

この速算式は、実は「正式な計算方式」から導いたものです。

その「正式な計算方式」とは、代金をゼロから3,000万円ならそれを線にして、200万円で最高2回に分割します。

そうすると、200万円と200万円と2,600万円の3つに分けられますね。

  0円・・(200万円)・・200万円・・(200万円)・・・400万円・・残金額

正式な計算方式は、左から5%、4%、3%を掛けて、全部たすと、媒介の一方からとれる最高限度額となります。

つまり、『200万円×5%』十『200万円×4%』十『残額×3%』となります。

ここから、%の部分を3%で統一すると、『200万円×3%十4万円(2%分のお金)』+『200万円×3%十2万円(1%分のお金)』+『残額×3%』なりますね。

ここで、「×3%」が共通になっているので、これで括って、残りの4万円十2万円をまとめて足すと、

結局、「代金額」×3%十6万円という簡単な一つの式となります。

※200万円超400万円以下なら、代金×4%十2万円、も4%で共通にしていくと「200万円×5%」→「200万円×4%十2万円」のことになりますね。

以上の仕組みでいいのですが、授業でもいったとおり、算数の苦手な人はなかなか理解できないようなので、やはりその場合はあきらめて速算式を素直に暗記してください。

では、また。

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