宅建基本書の選び方“伝授”・・・。
この時期、宅建試験を受験しようと思って、基本テキストをまず見つけますね。
しかし、書店に行っても、宅建のテキストはたくさんあってどれを選ぼうか非常に迷いますね。
見た目とか、フィーリングで選んでも、おそらくまた後で買うことになります(きっと)。
合格者が近くにいて、その人に聞いてもいいのですが、それでもなかなかピントこないかもしれません。
そこで、選び方のポイントをひとつ伝授しましょう。
各テキストの宅建業法のページを見て、「自ら売り主規制」(8つあるから8種規制とかいてあることも)のところにある「手付金等の保全措置」のところをみてください。
ここで、この制度はまずどういうものかをちょっと・・。
原則として、代金を受け取る前には必ず保全措置(物件がもらえなくても、これまでに支払った代金のすべてが返ってくるシステム)をとれというものです。
しかし、弊害がないときには、例外を認めていて、それをとらなくても代金を受け取ってもまあいいよとなっています。
そのときの例外は、試験では“3つ”あるのですが、それがきちんと、一目でわかりやすく(書店で手に取ったときにね)、書いてあるものを選びましょう。
そこがきちんと工夫してあるテキストは、そのほかのところも結構使いやすいと思うからです。講師の経験上・・。
その3つとは、�@引渡以後(同時も含みます)、�A登記後、�B金額が少ないとき(数字がかいてあります)です。
後の2つは、項を別立てにして書いてあるのがほとんどなのですが、要は�@を含めて(これを見逃さないように)、3つを初心者がみても、うまくわかりやすく書いてあるのは意外とありませんね。
すでに、テキストを使用している人は、ご自分のテキストをみてチェックしてください。
もし、ここでの例外を3つきちんと書いていない(明確に指摘していない、書いていない)テキストを仮にお使いなら、買い換えた方が無難と思います(合格するためにですが・・)。
もちろん、私が書いた「宅建110番 スイスイ LIVE講義」では、第70講(自ら売主規制�B:手付金等の保全)で、見た目もきちんと書いています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
では、また。
☆今回三省堂から『宅建110番 スイスイLIVE講義』という基本テキストを書きました。ぜひ。
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