宅建試験 総括
試験発表まで、2週間をきりました。 あっという間です。 行政書士試験のように、複数解の問題も発表されてません。 問5は、どちらかに決まりでしょう。 このまま、いくんでしょうね。 今年は、合格点はきっと下がると思います。 予想外に下がってほしい。 …
今年、宅建試験で、問3ですが、条文の根拠があるか、判例の結論か、という問題が出ましたね。 で、意思能力は民法に規定がありませんでした。 あと、物権的請求権、たとえば所有権に基づいて返還請求ができる権利も規定がありません。いずれも判例で認めら…
宅建試験も、行政書士の試験なら特に、本当に過去問の分析は重要です。 今、過去5年間の年度版の行政書士の過去問の解説を書いたり、チェックしています。 驚くことに、今年の論点も、たかだか2,3年前の過去問、もちろん1肢の中身を十分検討しておけば…
宅建試験が終わって、2週間以上たち、少し落ち着きましたか。 まだ、まだ、落ちつかないという人も多いでしょう。 いつもこの時期味わうものです。 が、実際の合格ラインはもう発表を待つしかしょうがない、という心境になるしかありません。 そうなるまで…
やはり、受験生にとって、合格ラインは今一番気になるでしょう。 特に、32点から34点あたりの人は、下がってくれと祈るのみです。 今年は何点になるのでしょうか。もちろん、32点になってもらいたいですが・・。 通常、大手の予備校は、資料を持っていて、そ…
今年、予備校間で割れている問題です。 肢3が多くの予備校、出版社などが出しています。 予備校では、私の知る限りですが、TACと大原と、駿台ですね。 私も、まだ肢4だからです。 では、その根拠というか、4にしたいきさつを述べておきます。もちろん…
宅建の本試験問題、その正答率ですが、わたしが自分で調べた限りで、書きたいと思います。他とは違うかもしれませんので、注意してください。 今年の宅建業法が難しい証拠ともなります。 「ワースト順」 1位 問44 2位 問40 3位 問3 4位 問14 5位…
本試験の解説、その予備校での解説とか、いろいろ受講生と接することで本試験のときの状況がだんだん分かってきます。 やはり、今年は、何度が魔が差したようです。 一番は、来年も受けるのかという弱音が聞こえてきたというもの。 マラソンも、苦しければ途…
前回、民法でため息を思わずつく問題をあげましたが、問5はその最たるものですね。 実は、問5は、内容もそうですが、試験問題を読んでいて、形式にため息をついてしまいました。 これまで、法律問題で、宅建試験では、「正しいかor誤っているか」(あと違…
思いつくままに、書いていますので、一貫しませんが、かきます。 今年の民法の出題内容は、いろいろこれからの勉強方法を見直さないといけないかもしれません。 問3がひとつそうでしたね。 問5、これはまたじっくり書きましょう。ちなみに、私の答えは、肢…
今年、宅建での民法は、今後の勉強のスタイルを変えそうだ、といいました。 問3もそのひとつです。 宅建の受験生は、いちいち条文を見ていませんし、それを覚えていません。 どのような基準か内容かは、もちろん押さえています。 問3は、 次の記述のうち、…
今年は、難化したのですが、それでも宅建業法は、満点を取らないと、いやねらわないといけません。 しかし、今年業法20点取るためには、前回解説した、問44とこの問40が大きな壁となって、満点を阻止します。 問44は、ほとんどの受験生が撃沈でした…
もちろん、テキストに全部載っているのがいいともいえません。 全部載っているということは、相当ボリュームがあるからです。 ですから、最小限の厚さで、しかも今年の問題が全部解けるのがいいテキストですね。 そこで、問44をみてみましょう。惜しくも今…
今年の特徴の一つの問題を取り上げます。問3です。 宅建以外の試験、行政書士とか司法書士では、何でもない問題なんですが・・・。 問いの3とは以下のような問題でした。 【問 3】 次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。 1 意思能力…
宅建試験であれ、行政書士の試験であれ、司法書士試験であれ、さらには司法試験であれ、なんといっても民法が得意になることです。 どういう形で、勉強するかですが、各試験の特徴も考え、基本書、過去問で隙間を埋めていくしかありません。 宅建以外では、…
行政書士試験の発表がありました。 合格された方おめでとうございます。 そうでない方は、結果をまずきちんと分析しましょう。 次回の試験に向けて、今は各科目の弱点を早期に見つけ、克服しておきましょう。 たとえば、民法のどこが弱いのか、抵当権とか親…
ほとんどの試験が終わったはずなのに、何か落ち着かないのは、まだ結果の発表があるからですね。 特に、教え子の発表が多くのこっていて、まだまだこれからだと思うと、心臓がドキドキして、寝付きが悪いですね(全く)。 特に、1月には結果発表がまだ多く…
先に、民法とか憲法の感想を書きましたが、今回は商法とか会社法について、まだ全部解説が書き終わっていませんが、感想を書きます。 一言で言えば、今年は非常にタイトでしたね。 もしかしたら、商法での1問しか取れなかったかもしれません(会社法全滅で…
今年度の本試験の解説が終わりに近づいてきましたが、もう一度振りかえってみると、民法とか憲法の問題作りは、(旧)司法試験の問題とよく似ています。 本当に勉強できていれば、簡単かもしれませんが、行政書士の受験生でそこまで勉強をしていない人が多い…
実は、まだあるんですよ。 宅建の今年の試験問題でのおかしい点が・・。 以下の問題を純粋にいいか悪いか判断してみてください。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 【問10】 AがBから事業のために、1,000万円を借り入れている場合における次の記述のうち、…
昨日は、今年最後の国家試験が終わりました。 お疲れ様です。 先週のマンション管理士は非常に難しく、思うようにはいかなかったとの報告を受けましたので、心配していました。 管理業務主任者は、うまくいきましたか? きっと、いい報告を聞けますね。 まだ…
今年、私が教えた教室などでは、どのくらいの人が受かったのかな・・と気になります。 対登録でいくと、約5割程度はいきました。でも、これ予備校側にとっては都合がいいものですよね。 登録者といっても、ある教室では受験をしなかった人もいれば、最初の…
今、年度版の解説を執筆中ですが、やはり今年の行政書士本試験はボリュームがある内容となっています。 その中でも、民法は、すべて解説を書き終わりましたが、書き終えてみてまずは基本的知識を正確に覚えることが重要だということです。 それも、全範囲で…
今日は、合格発表で、1日バタバタしていましたが、ようやく私自身は落ち着きました。 合格された方は、勉強に頑張った結果ですから、自分をほめてあげてくださいね。今後のご活躍をお祈りしています。 また、不合格の方は、まずは今年の勉強の総括をしてく…
いよいよ、明日が宅建の発表ですね。思えば、この日がくるのが早かったでしょうか。 今年のように、ハラハラ、ドキドキの発表の日は近年ないような気がしますが。 残念な点、今年の皮肉とは・・・。 統計の問題ですね。これ全員正解としたのですが、これが何…
今年の宅建試験問題にダメ押しで、もうひとこといっちゃおう。 それは、問5の肢3、これ正解肢です。 ・・・・・・・・・・ 問題 AがBに対して1,000万円の代金債権を有しており、Aがこの代金債権をCに譲渡した場合における次の記述のうち、民法の規定及…
やはり、一度信用を失うとダメですね。 これまで、まあいいかと思っていた点も、この際、ここで膿を出しておきましょう。 試験委員の人も私のブログを見ていると思いますし(?)、いま事業仕分けで精査されるかもしれませんので・・・(なにやってんだてな…
先の宅建試験問48ですが、正答率は6割程度あるみたいですね。 いろいろな予備校の統計をみているとです。 ですから、これによって、合格ラインがもう少し上がる可能性も出てきます。 18万人受験したとして、その4割は7万人もの人が一気に1点上がるわ…
急に寒くなったり暑くなったり、天候も、私の弱いお腹も調子が悪い日に、もっと調子が悪くなる発表がありましたね。 やはり、今年の問題作りはおかしかったですね。決定的なものが出てしまいました。 これまで、問27肢2とか、問42の肢ウ、について述べ…
大原さんが、毎年試験分析を行ってくれています。 今年も、発表されました。 それを見ると、今年はここ5年間比べてみると、得点率が異常に低いですね。 これが発表される前は、去年より簡単だった、という声をよく聞きました。 実際に、受験した生徒達にも…