高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”

・・・・・ まずは“宅建資格”から

昨年のある合格者の軌跡・・・。


前回、宅建試験での権利関係はここ数年難しくなって、7点(総得点の半分)程度しか取れないと言いました。

昨年、合格したある人の得点をみてみると・・・。

この人は、予備校ではトップクラス、毎回の演習テスト・確認テストは、ほとんど満点、9月からの模試も40点以上でした。

しかも、過去問はほとんどの分野で3回以上解いています。

では、本試験はどうだったか、権利が8点で総合38点でした。

試験中緊張であがった点も考慮すると、よく自分の力を表現できた方ではないかと思います。

昨年の権利では、どのような問題を得点できていないといけないのか、H25年の本試験を見てみると・・。

・・・・・・・

問5,7,8,9,10,13

・・・・・・・

この6問は、絶対に落としてはいけない問題でした。今年受験する人は、これらが取れているかぜひチェックしてみてください。

そして、あとは問11,12です。

つまり、常日頃から言い続けていた、借地借家法の2問は絶対に取れるだけの準備を怠らないことなんです。

このできが合否を左右するのです。

実は、問1から5問までほとんどできない人が多かったのです。つらいですよね、本試験中、次もわからん、また次も分からんと続くのですから。

だからこそ、予想問がある。

ちなみに、その方のH25年版「うかるぞ宅建予想問」は、第1回目、途中リタイア、2回目−41点、3回目−39点、4回目−38点でした。

1回目はなぜリタイアしたかというと、練習だと思って軽い気持ちでやったため、権利関係ができなくて途中でパニックになってしまい、時間を計ることをやめたそうです。

予備校の模試(わりと基本的な問題)とも違って、真剣にとかないと読めない、と実感したそうです。で、2回目以降は本試験モードで集中してやったそうです。できない問題がでてきても、引きずらないでできたそうです。

もちろん、この予想問をやったおかげ(?)で、本試験の権利もあわてず、できる問題かできなくてもいい問題かを見極めて解けたといっていました(精神的にはこれが非常に重要)。

今年も、権利は難しいと思いますので、事前の準備を怠らないようにしておきましょう。

H26年度「うかるぞ宅建予想問」は、このような感じで作問しましたので、きっと、いや絶対に役立つと思います。

では、また。

2014年版 うかるぞ宅建 直前予想問[模試4回分] (うかるぞシリーズ)
高橋克典
週刊住宅新聞社


試験にうかる!!法律のカンタン思考術―宅建受験生必携
高橋 克典
住宅新報社

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