もちろん、単純に戻ったわけでもありません。
個数問題は、9問から6問になりましたが、あいかわらず個数問題は正答率が悪いです。
仮に、昨年と同様にあと3問増やせば、もう少し難しく感じられたでしょう。
あと、それでもきちんと勉強した人で、業法の得点ができている人は、ほぼ満点なのですが、全体的にそれほど業法はできているわけでもありません。
確かに、昨年は全体にできている人でも、大部分が業法が16点だったのとはちがいますが・・・。
そこで、一番の試験元の狙いは、何かです。今年易しくした理由です。
“宅建試験はそれほど難しくはない試験だとの印象を確認させたかった”ということにあるのではないでしょうか。
それには、不動産に係わる人々に、合格してもらいたいということと、その人達がだんだん試験が難しくなって、宅建士1年目があれだけ難しくなった、だから今後ももっと、もっと難しくなって、
沈滞ムードに陥らないように、仕掛けた節があります。
萎えさせないようにです。
これは、あくまでも私の考えです。
予備校も、もっと難しくなるとそれをあおっています。士業だから、もっと難しくなる、などの印象を全体に与えています。
そう考えないと、今年一挙に易しくしたことがつじつまがあいません。
そうすると、来年も今年の傾向が続きそうです。
2年間ぐらい、易しいということのメッセージを出さないと、受験生全員に伝わらないからです。
それが浸透したら、おそらくは合格点があがっていきますから、また難しくなるでしょう。
それが2年間なのか3年間なのか、わかりません。
過去この繰り返しともいえます。
今年の合格点などでまた、調節すると思いますが、宅建試験は、それほど難しくないので、頑張って勉強してください、大丈夫ですから、というメッセージが今年の試験内容だと、いまのところ私自身総括しています。
ということで、みなさんは安心してください。
うかるぞ宅建士 最短25時間~最後の切り札~で大丈夫です。
また、何かありましたら、発表します、
では、また。
※まだあ、問44肢4の解決はありません。
うかるぞ宅建士 最短25時間~最後の切り札~ (うかるぞ宅建士シリーズ) | |
高橋克典 | |
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試験にうかる!!法律のカンタン思考術―宅建受験生必携 | |
高橋 克典 | |
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