予想問の醍醐味？の一つは「何が的中するのか」・・・。 - 高橋克典の“法律　だいすきになーれ＋ひとり言α”

みなさんは、予想問を使用するときには、なにを一番期待しますか。

本試験では、ズバリ的中させろ、ということでしょうか。

確かに、当てたいです。それにより、本試験で、精神的にも有利になりますし、予想問を購入していただいた方に貢献したいですから。

昨年であれば、３つほどですか。的中と名乗れる箇所は。

一つは、抵当権の譲渡・順位の譲渡等です。さらに２つ目は、贈与の特例です。三つ目は、重説の建物貸借の法令上の制限内容です。

後者２つは、初出題です。一つ目も、すべて計算問題という形では、初出題です。

予想問を出している予備校では、この３つのどれかを的中させない限り、的中しましたと言うべきではないのでしょう（本当は）。

自身が出した予想問では、たまたま２つ目が的中しました。しかし、その中でも、三つ目を当てたかったのが本音です。

昨年の予想問で、特別受益、寄与分の計算問題を作問しました。今年これを載せようと思いましたが、辞めました。

そういう意味で、予想問も、２年間使用してほしいと思います。

今年は、予想問でしか、やってなかったという箇所を一つでも多く出したいと思っています。

もちろん、毎年でそうな基本的事項で、勘違いしているところを発見するのが、もっと大切です。

過去に、供託所の説明（３５条の２）で、このうかるぞ予想問で「売主・貸主」にも説明することを知った、という方もいました。

そういう点がもっと期待してほしいです。そういう利用もしてみてください。

では、また。