高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”

・・・・・ まずは“宅建資格”から

基本的な知識でも角度を変えると難しくできる・・・。

去年以下のような記述もしました。

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今年の本試験は違った角度から、質問をしてくるような気がします。

ですから、本試験ではしっかり読み込んで、その場で少し考えて答えを出すことになるでしょう。

もちろん、それもまずは基本的な知識を押さえることに変わりありません。

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それに該当する問題を提示してみましょう。

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【問 35】 宅地建物取引業法の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 「宅地建物取引業者は、取引の関係者に対し、信義を旨とし、誠実にその業務を行わなければならない」との規定があるが、宅地建物取引士については、規定はないものの、公正かつ誠実に宅地建物取引業法に定める事務を行うとともに、宅地建物取引業に関連する業務に従事する者との連携に努めなければならないものと解されている。

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この問題は、どのような趣旨で出題したかというと、改正点で規定された内容をきちんと見ましたか、合格してからではおそいですからね、という問題です。

答えは、×ですが、後半もきちんと規定があり、規定がないのに解釈として認められているものではありません。

中味だけ見ると、正しい内容ですから、しっかりその前後のキーワードをチェックできていないといけません。

規制法では、規定されている範囲しか出題されてませんが、チョットいやな問いかけです。

判断するのに時間がかかりますから。

今年、その場で妥当な結論を出すような問題、条文とは少し異なった解釈、でも妥当な結論を要求するような問題を業法で多く出してくるのでしょうか。

そうなると、単に覚えればいいということではうまくいかないのですが、これも過去問、予想問などで訓練しておくことで対処できると思います。

では、また。

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