高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”

・・・・・ まずは“宅建資格”から

ほれぼれする過去問とは・・・。

過去問でも、ものすごくいい、というかすごいと思う過去問があります。

たとえば、25年の問12です。

こういう問題をみながら「うかるぞ予想問」を作っています。

今年の本試験もこういう問題が続出だと思いますね。

では、ちょっと解いてみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【問 12】 賃貸借契約に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定並びに判例によれば、正しいものはどれか。

1 ゴルフ場経営を目的とする土地賃貸借契約については、対象となる全ての土地について地代等の増減額請求に関する借地借家法第11条の規定が適用される。

2 借地権の存続期間が満了する際、借地権者の契約の更新請求に対し、借地権設定者が遅滞なく異議を述べた場合には、借地契約は当然に終了する。

3 二筆以上ある土地の借地権者が、そのうちの一筆の土地上に登記ある建物を所有し、登記ある建物がない他方の土地は庭として使用するために賃借しているにすぎない場合、登記ある建物がない土地には、借地借家法第10条第1項による対抗力は及ばない。

4 借地権の存続期間が満了する前に建物が滅失し、借地権者が残存期間を超えて存続すべき建物を建築した場合、借地権設定者が異議を述べない限り、借地権は建物が築造された日から当然に20年間存続する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、このバランスが、芸術的です。新判例+知識+新判例+応用ですね。

予想問でも、マネしたいところです。

ここは、肢2と4が落とせないとアウトです。

特に肢4の理由付けを、練習ではいろいろ考えておくのが、次につながります。

で、肢1と3を本試験会場で、大胆に、しらないので、法的センスで答えを出します。

もう借地借家法の勉強が済んでいれば、肢3となりましたか。

ブログを読んでいた人はどうでしたか。

間違えた? 基本がまだまだです。

まずは、基本を・・・。

良い問題ですね。参考にしてみてください。

こういう問題を実感したい人は、ぜひ予想問を・・・。

では、また。

うかるぞ宅建士 最短25時間~最後の切り札~ (うかるぞ宅建士シリーズ)
高橋克典
週刊住宅新聞社


2016年版うかるぞ宅建士 直前予想問(模試4回分) (うかるぞ宅建士シリーズ)
高橋克典
週刊住宅新聞社


試験にうかる!!法律のカンタン思考術―宅建受験生必携
高橋 克典
住宅新報社

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

資格(行政書士) ブログランキングへ

資格(宅地建物取引主任者) ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村



dokusya